無駄と文化

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魔法は無い

高度な技術は、ともすると魔法のように見えるものです。
実際、世の技術は「複雑さや煩雑さを隠ぺいしてシンプルに目的を達成するために発達してきた」という側面があるので、技術の裏側について詳しくない人からして魔法のように見えるのは当然と言えば当然です。

エンジニアが作るシステム・プログラムも同様に、技術に詳しくない人から見れば魔法のように見えるようです。
私はエンジニアでない人の技術との向き合い方はそのようなもので構わないと考えています。しかし、技術を身に付けたいと願って自ら技術の世界に足を踏み入れた人はこの限りではありません。
魔法使いになるためにいちばん最初にするべきことは『魔法は無い』と自覚する事だと思います。

一見魔法のように見える技術でも、その裏側には馬鹿馬鹿しいほど地道で泥臭い実装が隠されているというのはよくある事です。
技術者として魔法の(ように見える)技術を身に付けるには、馬鹿馬鹿しいほど地道に泥臭い実装に自分で手を動かして取り組んでいく必要があります。

「魔法は無い、だから地道に手を動かすしかない」と自覚して初めて人は技術者になれます。
魔法使いを志す人はまず、『魔法は無い』ということから始めなければいけません。


私からは以上です。